山本マサヤのコラム【非日常的日常の心理学】

メンサ所属のメンタリストとして心理学やマジックを組み合わせたパフォーマンス・心理学のセミナー・舞台・映画・メディア出演などさせていただいています。 日々の活動報告や、日常に隠された以外な心理学活用方法【非日常的日常の心理学】をご紹介していければと思っています。 応援よろしくお願い致します。

【脳機能学】ポケモンGOで脳機能アップ&鬱予防!

h1

7/29に日本でも公開予定のポケモンGO

すでに公開されているアメリカでは、1週間で6500万人にダンロードされ、5人に1人が持っている状態です。

韓国でも100万人がダウンロードしています。

 

世界中で注目されているポケモンGOですが、心理学博士のジョン・M・グロール氏は、自ら運営するサイク・セントラルに掲載した記事で、

 

ポケモンGOが鬱症状を改善

する可能性を指摘しました。

 

Twitterでも多くのポケモントレーナー(ポケモンGOユーザー)が、

鬱状態の改善や精神安定の効果を証言しています。

 

これは、普段家の中に引きこもっているうつ病患者が、ポケモンをGETするために外出することで、

運動によるストレスケア効果が得られているからだと証言しています。

 

 

pokepoke20160714573112_TP_V

運動をすること(体を動かすこと)は有効なストレスケアの一つです。また、運動を続けている人は、運動をあまりしない人に比べると、ストレスに対しての対応力があることが明らかになっています。(Hassmen, Koivula & Uutela 2000)

 

そもそも、うつ病になりやすい人は、普通の人に比べて運動量が少ないため、ポケモンGOをきっかけに運動量が増えて、ストレスケアに良い効果を出しているのかもしれません。

 

 

YUKA862_megane15205354_TP_V

また、適度な運動は、短期記憶をしたり情報を分析して計画を立てるときに使う前頭前野を刺激し、頭の回転を速くする効果も確認されています。

 

普通に運動するのに飽きてしまったら、ポケモンGOリリースを気にポケモンGETに出かけてみてはいかがでしょうか?

 

i320

みんなもポケモンゲットじゃぞ!

 

決して、ゲームに夢中になることが、直接ストレスケアに効果があるわけではありませんので、

ゲームのやりすぎや、歩きながらスマホには十分に気をつけてください。

 

参照:

「ポケモンGO現象」がさらに拡大:鬱が改善との声多数。検索数でポルノ超えも

ストレスケア、うつ予防には運動、単発的に行うだけでも効果あり

Pokemon Go Reportedly Helping People’s Mental Health, Depression